2014年9月24日水曜日

PUNK



こんばんは桑原です。
先日のnicoのスペシャルパフォーマンスが無事終えることが出来ました。
遅くなりました、来てくださった方々にも本当に感謝ですが改めてニコお疲れ様

僕たちは一番最初に出会った時にもサイバーパンクの事を話しました
今回のテーマはまさにその核心、人を人たらしめている部分とはどこか
つまり心臓はどこか というのが題になっています。

「アンドロイドは電気羊の夢を見るのか?」(ブレードランナー(映画)のほうだったかもしれません)
で主人公は自分は実はアンドロイドではないのかという葛藤に悩まされます。

現代でいうと葛藤があり悩める感情がある
それだけで人間 としています。

これは、もし神様が運命というものを作っているなら無意識にそこに導かれているのかも
しれない という仮説を考えるのと一緒だからです。

もしかしたら、完全に人間と一緒だけれど、人口物なのかどうか という部分に
葛藤しているのかもしれませんが、これも現代でいう
もしかしたら、自分はクローンかもしれない、もっと現実的には、両親の子供ではないかもしれない
など、考えだすとキリがありませんが、結局は生きています。

つまり、「アンドロイドは電気羊の夢を見るのか?」 では
自分が人間かアンドロイドなのか その証拠がでないぐらい発達した未来で
それでも一個人に詰め込んだ心の強さでその悩みを払拭できないほど、
個人がなくなっていることへのアンチテーゼ なんだと思います。

攻殻機動隊S.S.Sでは電脳と呼ばれる脳に直接ネットを繋げる
他人やありとあらゆる情報との共有ネットワークを使っている未来で
あらゆる人間の行動、思想が重なり合って大きなうねりになり、いずれそれが、一つの
方向に導く総合思念体になっていくという話し(たぶん) でした。

それは、現実でもあたりまえに動いていることで、
ネットやメディアだけではなく、なんとなくの民意の総意が
個人の意思を形成していっているのかもしれません。

それはどちらが先というのはわかりません。

いわゆるパンクス
僕ももちろんパンクスだと思っています。
まったく鋲ジャンも着ません、パンクもほとんど聴きません
むしろ暴力は大嫌いですが、
パンクスです。

そういう、どちらが先かわからない、操られているのか作っているのかわからない道筋を
わざと外れて、「ほんとに?」って投げかける人の事だと思っています。

ものごとの良し悪しはたかだか80年を生きる僕達個人には多分わからないので
せめて一生懸命考えて、民意の総意からいつのまにか、あたりまえに思っていることだったり
に待ったをかけてみるだけでもいいんじゃないかなと思います。

ただ、単に反発するのとはまったくもって違います。
暴力もまったくもって違うと思います。

鋲ジャン着て尖ってる方、全身ユニクロの方も
気持ちが肝心です

僕達の仕事はそれを前提にしています

 そんな意図で今回のパフォーマンスをさせていただきました。



それでは明日も宜しくお願いします!


桑原 fenrir/lilith art duct
06-6535-0553
lilith.art.duct@gmail.com
fenrir.used@gmail.com
 

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